トチカンジョ新聞
(オヤジ回想指数:★★★☆☆)
中学生の頃、木造校舎の中庭には大きな『菓子胡桃(カシクルミ)』の木があった。
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新緑の季節が過ぎて梅雨時あたりになると『トチカンジョ』と呼ばれる大きな緑色の毛虫が、そのカシクルミの枝にウヨウヨ・・・、木造校舎の窓枠や廊下にまで這いまわってきて、当時のオイラはそれが不快で(キモくて)、なによりも他の子には悟られないよう隠していたのだが本音を言うと怖くてしかたなかった。
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さらに上級生の中には面白がって『トチカンジョ』を足で踏み潰しては、その死骸を棒切れに付けて執拗に女子を追いかけまわしている子までいた。
※あの潰した時にニジミ出る『茶色い汁』! 今こうしてキーを打つ時にも思い出されてサブイボが出ています・・・汗。
梅雨が明け、夏らしくなった頃には『トチカンジョ』も姿を消したかと思うと校舎外壁のあちらこちらに乾いた土色のレースの網タイツみたいな『サナギ(マユ)』を作り、さらに真夏の夜には片手を目いっぱい広げたほどの大きな蛾になって街灯の下を怪しげに飛んでいたのものでした。
※オイラの中では『怪虫モスラ』と呼んでいたのだが・・・。
モスラもいなくなった秋、日も短くなった放課後に隣のクラスで熱心にクラスの壁新聞を作っているM君という子がいた。
その名も『トチカンジョ新聞!』。
どんな内容だったかまでは今になっては忘れてしまったが、彼はいつもネタ(記事)探しに走り回っては、毎回いつもあれこれと思案しながらB全の上質紙に多色セットのマジックインキをカラフルに使い分けマメに色分け・塗りつぶしをていた。
そんな彼のひたむきな横顔に心打たれ、隣のクラスの生徒なのに気がつけば彼の手伝いをしているオイラだった。
※ブログを始めるきっかけになったのも、今になって思い起こせば彼の存在・影響力が潜在意識の中にあったからかもしれない。
オイラがどことなくしょぼくれた顔をしていたりすると、彼はいつも笑わせてくれた。
今の中学生と比べたら、幼稚臭くて他愛もない中学生だった気もするが、シュールでサイケデリックな感性は、彼と一緒に過ごしたこの時期に大きく培われたのかもしれない。
当時の木造校舎はもうずいぶん前に取り壊されてしまい、場所すらも移転してしまったが、そこには確かに昭和の僕らの少年時代があった。
今じゃ大人になって、お互いに家庭を持って離れた距離で暮らしているが、今でも時々『こんな写真を見て癒されています!』とか言って、素敵(?)な写真を携帯メールで送ってきてくれる、M君はまさにオイラにとっての生涯の友達である。
(写真参照)
●ドクター、『虫』は『虫』でも成虫はこれと言って全く平気なのだが、幼虫系は大人になってからでも寒気がするくらい苦手なのでR。
『幼虫嫌い』は、あのころの体験が『シマウマ』になっているのだろうか?
あっ、それって『トラウマ』って言うんだったっけ?(・・・恥)。
※オイラの生まれ育った岐阜県山間部では俗称で『トチカンジョ』と呼んでいたが、正式名称は何て言うんだろう?
いつか今度『名○昆虫博物館』にでも行って調べてみようかな?
やっぱやめとくわ(ブルブルッ・・・寒気)
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コメント
おお、懐かしい話じゃないか!
懐かしすぎて思わず涙が出そうになったぞ。
このやろ~笑。
また今度会った時には、いつものように近況と昔話を語りあおうぜ。
投稿 M | 2008年4月 9日 (水) 18時44分
意味不明な新聞作成に情熱をかけた、青春時代
誰も見てくれんかったよな
俺もなつかしいぜーーーー
投稿 新聞少年M | 2008年4月10日 (木) 16時44分
『怖いもの見たさ』で調べたら・・・。
※ギヤ~~ッ!!
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/youtyuu/HTMLs/kususan.html
これでやっとで『トチカンジョ』の正体がわかったぜ。
だけど、もう絶対に見たくありません(・・・冷汗)
投稿 Dr. John | 2008年4月10日 (木) 17時08分
記事に掲載されている写真。
よ~く見たら
『細木数子』さんだったのね・・・驚!!
投稿 Dr. John | 2008年5月 7日 (水) 12時33分